半導体工場勤務のイメージ
「半導体工場勤務」と聞くと、
ベルトコンベアで流れてくる製品を人が組み立てたり、ライン作業を延々と繰り返したり…。
そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。
ですが、実際の半導体工場はかなり自動化が進んでいて、想像している“工場勤務”とは結構違います。
今回は、実際に半導体工場で働いている私が、
- 半導体工場ではどんな仕事をしているのか
- 工場勤務のリアル
- エンジニアの仕事内容
について紹介していきます。
半導体工場は「ライン作業中心」ではない
一般的な工場のイメージだと、
- ベルトコンベアで製品が流れてくる
- 人が組み立てる
- 人海戦術で製造する
という印象が強いと思います。
ですが、半導体工場はかなり自動化されています。
もちろん工場の中で作業をすることもありますが、実際には事務所エリアでパソコンを使いながら仕事をしている時間もかなり多いです。
特にエンジニア職になると、
- データ解析
- トラブル調査
- 他部署との調整
- プロジェクト管理
などがメインになります。
私が担当している仕事内容
私は現在、半導体の「前工程」に関わる仕事をしています。
その中でも、主に装置関係の業務を担当しています。
① 装置トラブルの解析
工場では24時間365日、装置が稼働しています。
そのため、
- 装置が止まる
- エラーが発生する
- 生産効率が落ちる
といった問題は日常的に発生します。
そこで、
- なぜ故障したのか
- どこに原因があるのか
- どうすれば再発防止できるのか
をデータを見ながら解析していきます。
また、
- 稼働率改善
- 生産性向上
- ダウンタイム削減
なども重要な仕事です。
単純作業というより、「原因分析」や「改善活動」に近いイメージですね。
② 新しい装置の立ち上げ
もう一つ大きな仕事が、装置の立ち上げです。
ただし、エンジニアが1人で装置を組み立てるわけではありません。
基本的には、
- 装置メーカー
- サプライヤー
- 設備業者
など、さまざまな関係者と協力しながら進めます。
例えば洗浄工程では、水や薬液を使用します。
そのため、
- 電気
- 水
- 排水
- 配管
などを工場設備と接続する必要があります。
そこで、
- 関係部署への依頼
- スケジュール調整
- 必要資料の作成
- 工事内容の確認
などを行いながら、装置が問題なく動くように調整していきます。
実際には「調整力」や「コミュニケーション力」がかなり重要な仕事です
プロジェクト業務も多い
半導体工場では、日常業務以外にもさまざまなプロジェクトがあります。
例えば、
- コスト削減
- 稼働率改善
- 生産効率アップ
- 品質改善
などです。
プロジェクトにアサインされると、通常業務と並行しながら対応していくことになります。
そのため、
- 技術力
- 分析力
- 調整力
など幅広い能力が求められます。
半導体工場勤務=みんな同じ仕事ではない
「半導体工場勤務」と一言で言っても、仕事内容はかなり幅広いです。
例えば、
- エンジニア
- オペレーター
- 設備保全
- 品質管理
- 生産管理
など、職種によって働き方も全然違います。
また、勤務形態もさまざまで、
- 日勤のみ
- 3勤3休
- 4勤4休
- 夜勤ありシフト
など工場によってかなり違います。
私は日勤メインですが、シフト勤務で働いている人も多いです。
半導体工場勤務は「頭を使う仕事」が多い
実際に働いてみると、半導体工場は単純作業というより、
- 問題解決
- データ分析
- 改善活動
- プロジェクト推進
など、「考える仕事」がかなり多いと感じます。
もちろん職種によって違いはありますが、少なくともエンジニア職では、
「工場=単純作業」
というイメージとはかなり違いました。
まとめ
今回は、半導体工場勤務のリアルについて紹介しました。
半導体工場は自動化が進んでいて、実際には、
- データ解析
- 装置トラブル対応
- プロジェクト管理
- 他部署との調整
などを行う仕事が多いです。
これから半導体業界を目指す人や、工場勤務に興味がある人の参考になれば嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう。

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